産業の大転換期
洋服の青山が約800店舗中160店舗の閉鎖と400人程度のリストラを発表し、日本の全企業の半数が冬のボーナスを減額している。テレワークの普及でスーツ離れが進み、洋服の青山は今期290億円の赤字で待ったなしのリストラ。
いっぽうで、ユニクロは巣ごもり需要で売り上げを伸ばしているし、ネット系企業は好業績で忙しい。宅配専門のゴーストレストランも人気で、コロナ禍に合わせてビジネスモデルを変えている企業業績は伸びている。
社会の変化に対応している企業は生き延びるが、変化に対応できない企業は衰退するしかない。物流は盛んだが人の移動は自粛傾向。しかし、人と人とをつなぐZoomのようなアプリは誰もが使うようになった。
新しいものを買っていた時代から使い古したものでも買う時代になり、住居や車など時代の変化に対応しやすい所有から利用する時代になった。仕事も会社に出勤してする時代から好きな場所で働く時代になった。
儲からない会社にしがみつくより、儲かっている産業への就職ができるようにスキルや知識を身につける時代になった。自分を変えない時代から、自分を変える時代へと変わっている。