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企業は人なり

 

世界中に蔓延するコロナウイルスの影響で多くの企業が苦境に立たされている。必死に頑張っても業績悪化が避けられない状態の企業もあり、それぞれの経営者は悩んでいる。ただ、企業活動をしている従業員を大切にできなければ会社を継続していくことはできない。

 

経営が苦しければ苦しいほど、僕は従業員を大切にしてきた。赤字でも給与を上げ、手当てを充実し、残業はできるだけしないようにし、週休二日になるようにした。そして、働き方も柔軟に対応することでベテラン社員がいつまでも働いてくださる職場を目指している。

 

今やテレワークは普通になり、働き方の選択肢の一つになっている。企業がいつまでも継続して儲けていくには、ベテラン従業員の力を借りなくてはならない。彼らのヤル気に期待しなければ好業績は維持できない。赤字だから人を減らせば、残った従業員は不安でしかない。

 

企業業績を左右するのはそこで働く従業員で社長や役員ではない。現場従業員を真っ先にリストラし管理職を残して業績が良くなることはない。むしろ、社長や管理職をリストラして計数管理のできる現場従業員にアイデアを出してもらい経営する方が業績は伸ばしやすい。

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