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報告・連絡・相談は誰がする?

 

業務の遂行に欠かせないものとして、ホウレンソウがあり、これは、報告・連絡・相談を簡略化した造語。管理職は、部下に対して報告・連絡・相談を徹底しなさいと指導するが自分から部下に、報告・相談・連絡することがない。これは間違った認識。

 

よくあるパターンは、部下からの報告・連絡・相談がないので上司である私は彼に何度も注意しているが改善されない。あんな部下はもう要らないと無視しているというもの。部下もあの上司は無視しているのでこちらからは言い辛くなっている。

 

お互いにお互いを避けるようになり仕事がはかどらない状態になっている。上司は部下が仕事のしやすい状況を作る任務がある。それを上司自ら部下が仕事しづらい状況を作ってしまっていることに気が付かないことが多い。

 

報告・連絡・相談は、部下だけのモノではなく上司も含まれる。部下からだけでなく、上司からもしっかり報告・連絡・相談してあげ仕事のしやすい環境をしっかり作ってあげることも管理職の仕事だと認識せず、同じ土俵で同じことをしている。

 

部下と上司の人間関係の難しさは誰もが感じることだろうが、双方に歩み寄りがなければ解決しない。あいつが悪い、こいつが悪いと言っているうちは業務に支障が出るばかりでなくそれを見ている人からの信頼も失われていく。

 

 

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