僕は起業家なので、かなり高額なモノでも欲しいと思ったら購入する。高いお買い物をしたらそれ以上に儲けるよう頑張ればよいと思っている。3８歳の時は、結婚を機に4000万円で戸建てを購入したが住宅ローンが通らない状態だった。

 

それでも欲しいと思ったので購入し、住居の半分ほどで学習塾を初めて、その授業料で住宅ローンを支払うことにした。こうしたビジネスモデルを銀行に話したが理解してもらえず、保証協会で保証してもらい何とか購入にこぎつけた。

 

戸建てで始めた学習塾は、子供たちでいっぱいになり返済以上に儲けることが出来た。生徒が入りきらないので、庭にログハウスを建てて教室にした。子供たちに学問と社会のかかわりを知ってもらおうといろいろな体験談を話した。

 

銀行に断られたローンは、残り1400万円を一括返済できるまでになり、一括返済すると窓口で話すと担当者が驚いていた。どうしてそんなことが出来たのですかと聞かれたので、僕は起業家なので、仕事を作っただけですとお答えした。

 

起業家は、ビジネスのアイデアがあると投資をして事業を始める。その事業がうまくいけば投資以上の利益を上げることが出来る。自宅では、不動産投資だと思って、それに見合う利益を上げる工夫をした。

 

サラリーマンにはない発想だと思うが、起業家はたとえ高額なモノでも欲しいと思えば手に入れるよう算段をつければよいと思う。それが新しいビジネスモデルにつながるかもしれないし、そのためにより働こうとするかもしれない。

 

何事にも節約をして我慢しすぎて新しい挑戦を忘れることがないようにしなければ、時代の波にのみこまれてしまう。高額な投資であっても、それに見合う利益が出れば企業として何の問題もない。