60歳や65歳で定年退職制度を導入している企業は多い。たった1日の違いで強制的に定年退職させる制度は、日本ぐらいで欧米では解雇しやすいので定年制度はない。終身雇用、年功序列は日本独特の制度。高給取りになり仕事量が減り管理職になって持て余し気味の企業では、若い従業員に重要な仕事を任せるために定年退職は必要不可欠になっている。

 

当社では、60歳や65歳になっても仕事を続けることができるしお給料が減ることもない。35歳でマンションを購入し、35年ローンを組めば70歳まで返済は続く。彼らの生活を守るためにも定年制度はない方が良いと判断した。ある日を境に当社では使い物にならないと判断する企業にはなれない。

 

僕は、僕と一緒に働いてくださっている社員の皆さんが大好きで、いつまでも仲間として大切に、一緒に働き続けたいと思っている。仕事がつまらないとか仕事に疲れたとか思っていても仕事を失くすと、その仕事が自分にとって輝いていた日々だったってことはよくある。腐っている社員だって輝くようになるまで僕は大切に待っている。

 

社内には、いろいろな社員がいて、真っすぐに仕事に取り組む厚いハートを持った社員がいて、彼は腐っている社員を輝かせるために努力していることを知っている。「社長、あいつはあれで終わる奴じゃない！」と言い切って支え続ける社員がいる。こんな会社で働いている僕は最高に幸せで、彼らと過ごす日々こそ儲けることより大切なことだと思う。

 

お金儲けには興味がなく、AIやビッグデータ、スマホ決済やネット販売などますます進むICT革命に取り残されていく日本中のICT弱者を、スタッフ皆で救って笑顔にしたいという思いは燃えたぎっている。そんな思いでいるこの仕事は、多くの生徒様から感謝され、教える方も教えられる方も笑顔になっていく。