小さな企業を始めることがプチ起業です。欧米では、自分の好きなことを仕事にして生活している方をよく見かけました。チーズやキャラメルを作って市場で販売している人。手作りの家具を作ったり修理したりして生活している人。オーガニックにこだわって農作物を育てて販売している人など…。

 

日本でも、オープンマーケットに行くとこうした方が増えてきていることを実感します。女性の起業家が増えており、料理やヨガの講師として、自宅などでお教えして収入を得ている人、ピクルスなどを作って自宅で販売している人、自宅を週末だけのレストランにしている人など様々です。

 

わかるとできるパソコン教室はFCですので、多くの方が加盟されていますが、その中でも、神奈川県や千葉県で十数教室運営されている、株式会社たかの　の高野社長さんは、綿密な事業計画書をご自身で作成されて、横浜駅のすぐ近くにある崎陽軒で研修をしていた僕に会いに来てくださいました。

 

サラリーマンを退職し、パソコン教室わかるとできる　でお勉強しているときに、このFCに加盟してみたいと思ったそうです。初対面で、数十ページに及ぶ事業計画書を見たときは驚きましたが、この方なら成功するだろうと思いました。起業するときはどれほど綿密な事業計画書を書けるかが大切です。

 

それから十数年が経ち、十数教室を展開するまでになりましたが、初対面の印象でピンとくる方は成功されています。自分の利益だけでなく他人の利益を考え、貢献感を大切にされている方でした。起業しようとする方は、事前のリスクや回避方法、解決策、スキルや知識を身につけるなどしっかり時間をかけることです。