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幸せな働き方

僕の会社は来年創立20周年。先日、社員総会を開いたが、創業のころからの社員が多くいて一緒に働いてこられた幸せ、多くの社員の皆さんと一緒に働く喜びをヒシヒシと感じていた。創業のころは必死になって朝から深夜過ぎてもまだ働いて、早朝までがむしゃらだった。

管理職の方が壇上で、社長に何を聞いても「明るく、楽しく、元気よく 働いているかい?」と答えるばかりだったと話されていた。そう、僕が社員の皆さんに願っていることは、明るく、楽しく、元気よく働いてくださること。具体的な事業計画は、社員の皆さんが心からやってみたいと思えるものでよい。

創業のころは、僕がすべてを引っ張るような働き方だったが、それが相棒を得ることで一緒に考えて働くようになり、多くの社員を抱えることによって、彼らの自発的な考えで働けるように職場の環境を整えていった。来年からは、週休二日制の導入や長期連休の確保などが僕の課題。

大きな会社になり更に成長するには、働きやすい職場が大切。休みもなく働いていた創業のようでは発展しない。しっかり昇給もしながら、より働きやすい職場にしていこうと発表させていただいた。社員の皆さんからは更に発展しようとする事業計画を訴えられて、これほど嬉しいことはない。

社員の皆さんが、僕の目の届かない所でも必死になって働いている姿が目に浮かぶようで涙がこぼれそうだった。職場でも、仲間との飲食の場でも、帰宅してから自宅でも、仕事のことを考えてくださっている姿に頭が下がる。彼らと出会い、彼らと一緒に働けることは何よりも素晴らしい時間。

管理職の方は20年近く経っているので老齢になってきている。そんな老齢でも、創業のころのように必死になって働こうとするので抑えるのが大変。60歳にもなると体のどこかが不調で、昔のように身体は動いてくれない。しっかり休みを取って休養していつまでも働いてほしいと心から願う。

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