日々技術を更新する
20世紀まで、専門技術を学校で学べば、その知識で生涯働くことができた。21世紀になるとWindows10にアップしているパソコンは、日々自動で新しい技術に更新されていく。操作する人の方も、日々新しくなる技術を習得していかなければならない時代となった。数年前の知識で最新のパソコンを操作しようとすると誰でもチンプンカンプンかもしれない。
人工頭脳の開発は、自動運転の車を提供するようになり、人が車を運転するということはなくなりつつある。家電も人工頭脳が搭載されて、使うほどに学習していき、より行き届いたことをしてくれるようになりつつある。例えば、炊飯器は使うほどにお米の炊き方がうまくなるだろうし、エアコンは人がいるときに作動し、人がいなければ自動で止まる。
電子レンジは、中に入っている食材を自分で把握して、調理しているレシピを予想して最適な温度管理をしてくれるようになるだろう。冷蔵庫は中に入っている食品を選別して、適切な温度で保存してくれるようになる。ドアベルは、来た人を識別して対応してくれるようになるし、トイレに入ると血圧や体重、尿検査や検便なども行って健康管理してくれる。
こうした情報はインターネットでつながり、その地域の人々の生活を知ることになり、地域の健康管理だけでなく交通事故の防止や犯罪の防止にも役立つようになる。単純作業はすべてロボットがしてくれるようになり、人々はより高度な知識や技術が求められる仕事を求められるようになり、日々の生活ですら更新された技術を学ぶ必要が出てくる。