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会社は家族のモノ

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上場企業や大企業であっても家庭内の内紛が社内の内紛となっていたり、業績悪化の原因となっていたりしている例は多々ある。家具業界最大手の大塚家具では父と娘の経営権の争奪戦が活発で、業績低迷の原因は父にあるとか娘にあるとか?赤福餅で有名な赤福では、母親と息子の経営権の争奪戦が活発で、業績低迷の原因は母親にあるとか息子にあるとか?お家騒動に巻き込まれている社員は哀れだが、創業家に逆らえば解雇されるかもしれない。

 

防虫剤の白元は倒産したが、倒産時の社長は、ハーバード大学でMBAを取得した創業者の孫の秀才。三洋電機は、創業者の長男が多角経営に乗り出したが失敗した。大王製紙の創業家の家に生まれ、カジノで会社の資金1068000万円をすってしまい、会社法違反(特別背任)で懲役4年の実刑判決が確定した会長。世界を観ても、こうした例はあり、お金の魔力にとりつかれた経営者は、権力と財力にモノを言わせて、好き放題なことをしてしまう。

 

権力闘争は、どこにでもあるし、昔から権力闘争に骨肉の争いはつきもの。親子でも、親同士でも、子供同士でも、権力を手に入れるためなら手段を選ばない。取り巻き連中がどちらかについて権力闘争を過激化させていく。いったん、権力を手中にすれば応援してくれた部下には恩賞を与えて出世させ、刃向う部下には罵詈雑言を吐いて切り捨てる。権力を手に入れると誰よりも偉そうになり贅沢をして遊びほうける。いつの時代になっても、政治体制が変わっても、人間のサガは変わらない。

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