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わかるとできる物語 第4章 2 エリアを独占したいオーナー様

2014-10-19 16.30.01

「わかるとできる」に加盟してパソコン教室を開き、開校から黒字になり順調に経営できるようになると、2教室目を開きたいと思うようになる。それ自体はFC本部にすればありがたいことで、数教室を開校して順調に儲けていくオーナー様もでてくるようになった。お金儲けができると人は変わる。

 

「わかるとできる」パソコン教室を開けば儲かるとわかれば、加盟したい企業経営者の方もいる。こうしたお問い合わせがあった場合、FC本部は調整のため、近隣のオーナー様にこうしたお問い合わせがあると報告する。基準となるエリア申請には問題がないので契約する予定ですと話すとオーナー様の表情が変わる。

 

将来教室を出そうと思っているので、そこは待ってくださいと言われた場合、3か月以上は待てないと言うとFC本部の横暴だと感情的になって怒り出してしまう。いつまで待てばよいのかを聞くが、資金繰りが付かないオーナー様の場合、ただ感情的に怒り出し、本部は信頼できないと他のオーナー様を巻き込んでいく。

 

儲かっているオーナー様は、エリア申請を出しておき、そのエリアを加盟したい経営者に会って個人的に数十万円で買い取るように提案する。加盟したい企業経営者はFC本部に相談するので、そうしたことを本部は許していないと説明する。いっぽうで、こうした提案をしたオーナー様に注意するが、本部のエリア申請が通っているから文句は言えないと主張する。

 

加盟したい企業経営者がエリアを買い取れないならFC本部が買い取れと怒り出して手が付けられない。FCに加盟しているオーナー様の指導に当たっている山口常務は何度もこうした対応をしていたので、開校申請をしても3か月以内に開校準備ができない場合は、エリアの許可をなしにするという条件にした。

 

人はお金のことになると神経質になるし、儲け話を創作して儲けようとするが、こうしたオーナー様は、FC本部との関係が悪くなり、業績を落としていき閉校していった。企業経営者はお金儲けに神経をとがらすが、お金儲けとは本部と加盟校との信頼関係がなければできるものではない。みずから信用を無くす行為に出て儲けを無くすが反省はない。

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