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わかるとできる物語 第3章 8 直営教室は加盟校指導のためにある

2014-10-25 19.14.13

FC本部の役割は。直営教室で教室として儲かるビジネスモデルを構築して加盟校教室に、その情報をお教えして指導することにあるが、如何なるビジネスでも儲けとは、お客様から指示されなければ繁盛せず儲けは出ない。地元の人々から支持され喜ばれる教室を突き詰めてやってみるのが直営教室の役割となる。

 

FC本部の直営教室の収益モデルが崩れてしまえば、FCは解体していくし、それはFCに加盟してくださっているオーナー様の人生を大きく狂わすことになる。経営者として教室運営をどうするのかは、FC本部の指導を仰ぐのが一番。加盟校様に直接指導できる自分を創るには、直営教室の運営に直接タッチする必要がある。

 

僕は、直営教室の組織を分解して、全国を数ブロックに分けて配置されていたブロック長制度を廃止した。ブロック長からは非難されたが、中間管理職を廃止して教室現場スタッフの給与を大幅に上げるようにした。教室長の権限を拡大して、雇用や管理、損益分析もできるように研修制度を整えた。

 

直営事業部長やブロック長など管理職を廃止したことで、人件費が浮くので、その分を現場スタッフの昇給に充てることができた。販促費も大幅に拡大することができ、生徒の入室者が増えてくると教室スタッフにもヤル気が出てきた。直営教室が加盟校様のために、いろいろな実験検証ができる体制が生まれるまで3年かかった。

 

教室運営には、打たれ強い優れた教室長が必要で、その教室長に魅力を感じ、惹きつけられるように就いてくる部下がいなければ高収益は生み出せない。ブロック長制度の代りに教室長、サブリーダー、新人スタッフ、インストラクター研修などを行い、「わかるとできる」大学を設立して、現場スタッフが現場スタッフを育成できる組織にした。

 

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