起業してからの事業継承
起業して成功し、40年後も会社は順調に毎年1億円程度の経常利益を出しているとする。創業者もそろそろ引退時期になってきている。我が子を跡継ぎにすることも可能だが、優秀な社員も多くいれば、他人であっても彼らに会社を引き継いでほしいと思うこともある。
会社が大きくなり利益も出ていれば、優秀な社員であっても会社を買いとることは不可能な金額になるので、会社の保有と経営を分離して考える。保有とは株を保有している人で、配当を貰うことで生活することができる。常識的には毎年の経常利益の10%程度になる。
新社長の年収を1800万円にして、創業者は会長職に留まってアドバイスしたり、業者との橋渡しをしたり、仕事を教えたりするので年収を1200万円にする。こうして、事業継承を行っている会社もある。子供たちに後を継がせるのが難しい場合はこうしたことも可能。
もちろん、会社を売却することもできるがM&Aの会社は売買手数料が目的なので従業員のことや相手先のことなど重要視していない。早く売却して手数料を手にする事が大切。高額な手数料を支払って会社が傾くことも多く、M&Aはかなり厄介だと思った方が良い。
買いとった会社も不動産や剰余金目当てであったりして会社の資産をバラバラにして現金化して倒産させたり、買いとった会社で多額の借り入れをして、親会社へ迂回融資をし、お金だけ手にしてバイバイということもある。良い会社だと思ったら大間違いだったこともある。


