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女性の働きやすさ 世界ランキング最下位から2番目

昭和の時代、女性は男性社員の嫁探しのための雇用で、18歳から20歳までの新卒の女性を雇用し、25歳で退職勧告にも似た扱いだった。もちろん、管理職などは及びもつかなくてお茶くみがもっぱらの仕事だった。男性社員のこまつかい的存在だった。

 

その後も、女性を管理職にしても寿退職(結婚による退職)するから管理職は無理だと決めつける男性社員がほとんど。女性は、結婚すれば年収103万円の範囲内でしか働かないので、プロジェクトは任せられないとする傾向は今でもある。

 

女性は30歳までに結婚して、出産して子育てし、家事一切を仕切るのが仕事で、男性は外で働き、収入を得るのが仕事だという価値観が定着している。平成になり、生活が苦しくなると女性も働くようになり退職しなくなってきた。

 

欧米では、女性の社会進出に積極的で、法律で役員の半数近くは女性にしなければならないという法律まで出てくるようになる。女性の視点が業績に貢献することが証明されるようになる。それでも、日本では女性蔑視は厳然としてある。

 

当社では役員の半数は女性であり、女性の管理職も多くいる。そのことに反対意見を述べる石頭はいない。日本の女性は我慢強く、男性の横暴に耐えているが、女性を大切にできない会社は伸びないことも証明されている。

 

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