俺は選挙で選ばれた政治家だぞ!
政治家が役所や官庁で偉そうにしているのは、公務員のおまえらは選挙で選ばれた俺の指示に従えばいいんだという思いがあるからで、公務員は下、政治家は上という特権意識があるからだ。選挙に影響する庶民にはペコペコしても公務員には無茶ぶりしている。公務員は俺の指示に従っていればいいんだという思い上がり。
選挙で当選して政治家になれば、いろいろなお金が入ってくる。いろいろな所から陳情も多くある。当然、打ち合わせ場所も秘密が守れる高級料亭になる。離れ部屋があればなお良い。テレビで見ている料亭そのもの。一人当たりの飲食代は10万円を下らない。それが毎夜のようにあれば、金銭感覚はなくなる。
陳情にくる人たちの接待に出れば、費用はすべて相手持ち。ゴルフに料亭、高級クラブに至るまですべて相手が支払い、お帰りにはお車代として一人30万円以上包まれた封筒が渡される。これが毎日のようにあれば、金銭感覚がおかしくなるのも当然。100万円など、はした金だと思うようになる。
議会が始まれば、質疑応答はすべて公務員任せで自分は議会で原稿を読むだけ。答える議員も公務員があらかじめ用意した回答を読み上げるだけの茶番劇。議会の後の飲食を伴う交流会にこそ彼らの関心がある。利権を手にした議員にすり寄り、あわよくば自分もおこぼれにあずかりたい。
上にはこびへつらい、下には慇懃無礼極まりない態度を見せる。こうしたバカ政治家を産み出すのは入札を自社に指名して欲しい会社、結婚式に出席させて見栄を張りたい大人、自社の商品やサービスを公共施設に導入したい会社、就職の斡旋をお願いしている親などで、何かと便宜を図ってくれるので頼っている人々。
政治家に頼らず、政治家を育てる意識が庶民になければ汚職まみれの政治家を産み出してしまう。行政に頼るのではなく、行政を支える気概がなければ、民主主義はお金まみれの強欲政治家を産み出してしまう。僕たちは、よく政治家を責めるが、それを産み出し当選させたのも僕たちで、どうしてなのかを知ることが大切。


