パスワードが盗まれる‼
ウイルスに感染したパソコンでは、IDやパスワードが盗まれてしまいますし、IDやパスワードをブラックマーケットで購入することもできます。そこであなたの資産を盗み取ったり多額の商品を買って転売したり、あなたの株を売って知らない株を購入していることもあります。
そこで、IDやパスワードだけでは対策が不十分だと最近は、IDやパスワードだけでなく本人確認のために、多要素認証(MFA:Multi-Factor Authentication)が取り入れられるようになりました。これは、複数の認証要素を組み合わせて確認を行うセキュリティ技術です。
1.知識情報(Something You Know)は、パスワード、PINコード、セキュリティ質問などデジタル媒体がひとつの時の認証方法です。
2.所持情報(Something You Have)は、スマートフォン(ワンタイムパスワードや認証アプリ)USBセキュリティキー、ICカードなどで、パソコンとは別のデジタル媒体を所持していなければできない認証方法になります。
3.生体情報(Something You Are)とは、指紋認証、顔認証、虹彩認証(目の特徴を利用)の3つの認証方法の内、2つを組み合わせた認証方法が導入されるようになりました。これで、確実にあなたであることを認知でき、詐欺を防ぐことができる方法です。
金融機関では、こうした多要素認証を義務化しているので驚く方もいます。面倒な操作になりますが、詐欺被害に合わないなら、これに越したことはありません。デジタル詐欺が横行するようになると、こちらもデジタルスキルを上げて対処しなければなりません。
パソコン教室わかるとできる では、こうしたデジタルスキルをアップする講座がいくつもあります。お近くのパソコン教室わかるとできる に行って気軽に相談してみてください。教室スタッフが笑顔で相談にのってくれます。