これから仕事はどう変化するのか
入社すれば、出社して自分のデスクに座り、1日の予定を確認して仕事に入る。朝は資料などの作成があり、昼になれば社食か外食して昼食を済ませ、お得意先回りをして注文などをお聞きする。夕方になれば今日の仕事を上司に報告して退社する。
毎日片道1時間以上通勤電車に揺られて通勤し、デスクに着くなり上司が朝礼だと号令をかけて、今日一日のノルマを発表し、昨日迄の成果を棒グラフにして全員の前で、褒めたり怒鳴られたり、疲れ切った身体を引きずるように居酒屋に…。そんな日々が続く。
しかし、近い未来、出社するのは週に2~3回、ほぼ自宅でテレワークをしている。資料はAIがすぐにまとめてくれ、お得意先にAIが発送、注文、報告もしてくれる。自宅で昼食を済ませ、昼からミーティング。これもAIがまとめて問題点を指摘して解決策も用意している。
病院に行けば、医師の診察を受けるが、AIがすぐに診断して病名や処方箋をカルテに書き出して、薬局に処方箋を送信してくれる。お買い物をしなくてもAIが自宅の食材を把握して注文し、配送も済ませている。レシピはスマホに表示され動画で調理できる。
パソコンやスマートフォンを使えない人は就職すらできない世界になっている。音声入力が普通になり、キーボード操作をする人はかなり高度な職種に限られてくる。デジタルの進歩は仕事や生活を一変させている時代はすぐそこにある。