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定年退職

4年に1回、高校の同窓会をしており、今年は皆が60歳を超えて初めての同窓会だった。早期定年退職してのんびり過ごしている級友や、定年退職して間もない級友もいて、定年退職での話が多かった。企業は若返りをはからなければ、高齢になった上司にもしものことがあり、仕事がストップしてはならないので、元気なうちに業務を引き継いでおけば企業内のリスク回避となる。

 

再雇用制度を利用して企業に残っている級友がひとりいたが、給与が3分の一以下になっていた。かつての部下に仕事の指示を仰ぐので嫌気がさしていた。ほとんどの級友は、再雇用制度を利用せずに、実家の畑を耕してのんびり過ごしていたが、日焼けして元気になったと喜んでいた。田舎では、畑を耕している高齢者の方が多いが、皆さん元気で地元の産直市場に農作物を出して稼いでいる。

 

僕も59歳の時に定年退職を考えて行動していたが、いろいろな方から創業者だから辞めないでほしいと説得されて退職できなかった。退職したら、ハワイにひとりで住んで、小さな和食の創作料理屋を夜にして、朝から夕方までビーチサイドでサーフィンやサイクリングやウオーキングや水彩画をして楽しもうと思っていた。定年退職を悲観するのではなく、第二の人生の楽しみがはじまると思えばよい。

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