若い時に技術を身につけていれば、褒められて「若いのに頑張っているな」と言われる。例えば、料理の世界では、若い時に調理の勉強をしっかりやっていれば褒められて、有名なホテルやレストランで働くこともできる。若い頃に、そうした職場で修行していれば、将来、独立して自分のお店も持つことができる。しかし、年老いていればこうした話はない。

 

若さは大きな強みになるが、そのことに気が付かないで技術を身につけることをせずに、年老いていく人が多い。外国語をしっかり学び語学が堪能になれば、その技術を活かして海外で活躍している企業への就職が開けていくだろうし、公認会計士などの資格を若い頃に取得すれば、監査法人への就職も可能になるが、年老いていればこうした話はない。

 

若さゆえの考えの甘さが、将来の自分を決定し、夢だけに終わってしまい、30代、40代、50代になっていく。人並み以上に努力しなければ、秀でる人になれない。秀でるために凡人は、しっかり勉強し、技術や語学や経験を身につける必要がある。若い時のスタートダッシュが人生の大半を決めてしまう。若い頃はがむしゃらに勉強しても後悔はしない。