時は流れ、元の時にあらず
60年も生きていると、昔の風景や出来事などを思い浮かべて、今と比べることが多くなる。湾岸戦争や神戸の震災などを知らない社会人がいて驚くことがあるが、これもまた、時代の流れというもの。彼らは、昔の青年がそうであったように、未来に向かって生きようとしている。
今年の正月は、パソコンに向かってメールのチェックをしている姿は少なくなり、スマートフォンやタブレットでチェックしている人が増えた。居間でも、トイレでも、お風呂でも持ち運びができて、自分の情報ツールとして利用している。生活に浸透してきたことを実感する。
僕は今年の夏に61歳になるが、これまで自分を育ててくれた人や支えてくださった人々に感謝している。苛められた人にさえ感謝の念は隠せない。如何なる憎しみも悲しみも時が経ち必死になって生きていれば感謝に変わる。今年も、多くの人に期待されるよう、しっかり勉強し精進しようと決意する。