毎年秋になると紅葉が綺麗で、特にモミジの綺麗さは群を抜いている。京都の庭ではモミジが多く植えられているのは、秋の紅葉を楽しむため。広葉樹は秋になるとそろそろ自分は活動を停止して落ち葉となって死んでいき、来年の春、新芽が出やすいように場所を空けておく。

 

人の細胞も同じことで、ダラダラと毎日を過ごしていると、細胞は成長しようとする意欲を失くして、滅んでいくようにスイッチを入れ直す。これが老化で、肌の艶がなくなり、皺が増えて、病気がちになっていく。細胞は、その人の意欲や活動と関連が深い。

 

退廃的な生活をしているとどんなにエステに通って、アンチエイジングに励んでも、老化は避けられない。しかし、エステにも通わず、アンチエイジングに縁遠いが、毎日充実した生活をしていると細胞は活発に成長しようと努力するのでいつまでも若い肌を保っている。

 

僕はどんなアンチエイジング法を実践しているのですかと聞かれるが、全身固形石鹸で洗っているし、何の化粧品も使っていないしエステにも通わない。幸せな生活を過ごすために、考え方や食事の仕方をを変えて、自分に都合の良いように解釈して、ストレスを溜めないようにしているだけだ。

 

誰かの光となって輝こうと努力している人は、その細胞から生きようと努力してくれる。誰かの光となって生きようとする人は、時間を無駄に過ごさない。ダラダラと過ごすにはあまりにもったいない自分の人生。悔いなく生きようとすれば身体も引き締まってくる。