結婚式をあげないカップルが増えている
昭和の時代、結婚式はそれぞれの家で行い、近隣のご婦人が集まって炊飯を担当し、男は酒を呑み・食べて新郎新婦を祝うのが普通でした。ご両家の仲人が祝い事を言い、三々九度をあげて近隣の人々に祝ってもらう。新婚旅行は近場の旅館で1泊して翌日から仕事をしていました。もちろん、神主もお坊さんもキリスト教の神父もいません。
昭和のバブルの時代になるにつれて結婚式はどんどん豪華になり、新婚旅行もハワイなど海外旅行があたりまえになりました。式場は豪華なホテルやブライダル式場にプロのカメラマンがやってきて、食事はホテルの豪華なコース料理に代わりました。たった数時間の結婚式に数百万円が消え、信者でもないキリスト教の神父に誓いを立てるのが日本式でした。
平成の時代になると、バブル崩壊で徐々に豪華な結婚式は地味婚に変わってきます。友達だけや御両家だけの結婚式に代わりますが、出席者はホテルのコース料理やプロの写真家の撮影があり、神父の前での近いがありました。結婚式も数時間から2時間程度の地味婚になり予算も200万円程度になります。写真だけのカップルもでてきます。
令和の時代になると、結婚式そのものをしないカップルが増えてきました。また、結婚しない独身者も増加傾向にあります。たった数時間で数百万円が消えるイベントに価値を見出せないカップルが増え、新婚旅行も近場で済ませるようになります。何しろ、いつ転職するかわかりませんし、失業するかわからない時代です。最悪、離婚するかもしれません。
コスパもタイパも悪い結婚式を敬遠して、高額な家賃や食費に稼いだお金を費やす堅実派が増えました。子供ができれば狭いアパートでは暮らせないので、広いマンションに引っ越せばそれだけ家賃もあがります。かつてのように賃金は毎年うなぎのぼりではないのです。夫婦になった二人が狭いアパートでつつましく暮らす昭和の時代に戻ったようです。


