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若い人の雇用は先細り

 

2023年、日本人の半数が50歳以上で、3人にひとりは65歳以上になり若者人口は減少の一途をたどっている。少子高齢化の日本では、労働人口の減少と若者の減少によって人材採用が思うようにいかなくなっている。2040年の日本では、1000万人以上労働者が不足すると言われている。

 

バスやトラック運転手の不足では、効率よくスマートフォンやパソコンを使ってお客様自身が乗りたい場所と行き先と乗りたい時間を指定して、AIがルートを決めてからバスが運行したりトラックが荷物を運んだりするようになる。お客様や荷物がないのに運行する時代は終焉する。

 

この先、事務職などのホワイトカラー層の仕事がAIに取って代わられるが、デジタル関連の新しい雇用が生まれてくる。人々は、再就職する前にデジタル知識とスキルを身につける必要がある。また、企業は高齢者の雇用を促進しなければ事業を継続できない事態になってきている。

 

先日、マッサージ店に行くと、飛び込み客は受け付けず、電話応対もできない。パソコンやスマートフォンを使って予約するしか方法がないとのこと。そんな時代がすでに来ている。決済はスマホのみというお店もある。できないなどと言ってられない時代になっている。

 

労働者不足はデジタル化と女性や高齢者の雇用で補うしかないのが日本の現状。還暦を過ぎてからの人生、デジタル知識とスキルをしっかり身につけて素晴らしい再就職先を見つけてほしい。幾つになっても自分で壁を作ってあきらめず、挑戦者であり続ければ、生きる道は拓けてくる。

 

 

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