多くの失敗から学ぶ
レシピ通りの調理をするのはプロの方だが、専業主婦や専業主夫になると冷蔵庫にあるもので考えることが多い。どんな食材で、どんな調理にするのかは専業主婦や専業主夫の腕の見せ所。調理し始めの頃は、レシピ通りにしか調理できなくても食材や調味料の味を覚えていくうちに創作できるようになる。
冷蔵庫の余り物でも美味しい調理ができるようになるには、経験値を積み重ねる必要がある。何でも食べて、いろいろな食材のことを知り、同じ食材でも煮たり焼いたり蒸したりして味の違いを知ることも大切。季節によって同じ食材でも味が違ってくる。たくさん知って、たくさん失敗すれば、その経験値が美味しい調理に近づけてくれる。
お総菜や冷凍食品、加工食品など出来合いのモノを食べるのも楽しいが、健康を維持するには自分で調理を覚えるのが一番。多くの失敗があれば、その失敗から学ぶことも多い。砂糖を入れ過ぎたり、たくさんの調味料を足してみたり、たくさんの食材を一度に混ぜてみたり…多くの失敗からひとつひとつの食材を大切に調理することを覚える。
ただ美味しいものを食べたい他人がどう評価するのかを気にするよりも、自分が満足できる調理をしたのかが大切だと思えるようにもなる。美味しいだけなら、調味料でごまかしもできるが、健康を維持するための調理にごまかしは利かない。美味しいと言っていただき、しかも、健康に良い調理にいつも挑戦することは人生勉強のようなモノ。