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家庭料理の基本 №17 コーラより自家しぼりジュース

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缶コーラを1本飲むと、砂糖を小さじ10杯分摂取したことになります。血糖値が上昇して、エネルギーに利用した残りの糖分は脂肪に変わります。ドーパミンが増加して快感中枢が刺激され気分が良くなります。コーラの人工甘味料(常習性がある)は、体内のカルシウム、マグネシウム、亜鉛と結合して代謝を促進して尿として体外に排出され体内のミネラルが不足します。

 

市販されている炭酸飲料にはたくさんの人工甘味料(常習性がある)が含まれており、これが砂糖10杯分にもなるので、珈琲をブラックで飲んだ程度では、糖分は抑制されません。糖分を制限するには、市販のジュースとご飯とパンの量を減らすのが一番効果的で、糖尿病の方は是非とも実践してください。

 

市販のジュースよりも自分で柑橘を絞ったオリジナルジュースはとてもおいしくて甘いです。作りたてのジュースは砂糖をあまりたくさん入れなくても美味しいし、砂糖の代わりに僕は蜂蜜を使っていますが、これが最高の味を引き出してくれます。作り方は簡単で、レモンやオレンジ、温州みかんなどの柑橘を絞って蜂蜜や三温糖を入れて水や炭酸で割り、冷蔵庫の氷を足すだけで完成です。

 

搾りたての味は、何とも美味しいのです。産直市場では少し小さいものや形の悪いものや傷があるものは安く売られています。僕は、これらを大量に買ってきて冷凍しておき、必要な時だけ解凍して絞り、水と蜂蜜を足してジュースにして飲んでいます。絞り器がなくても手で絞ったり、細かく切って押しつぶしたりしてもできます。絞った皮はすり鉢ですりつぶし、重さを計り、同量の砂糖と鍋で煮詰めてジャムにすることもできます。

 

また、柑橘の皮を天日で乾燥させて冷水に入れておくと柑橘の香りがするとても美味しい清涼飲料水になります。どんな柑橘でもできますし、バジルなどハーブの葉を乾燥させても美味しい飲料水になります。ホームセンターに売っている干物を作る網を買ってくれば何かと重宝します。ちなみに魚の干物の場合、夏場は冷蔵庫で干物を作った方が腐らず、うまくできます。

 

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