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車の購入は金融機関のカーローンの方が安心

 

デイ―ラーで車の購入をすればほとんどの場合、残価設定ローンを執拗に勧められる。今なら特典がついていますとかで販売員は残価設定ローンにするように話しかける。しつこさと特典に惹かれて残価設定ローンで購入する人が多い。

 

残価設定ローンの金利は3%~6%で3年~5年後の残価を高めに設定することで毎月の返済額を低く抑えているので購入者にすればお得感があるがこれがくせ者。ローン返済時の残価は傷なく、走行距離少なく、事故もない状態での設定でしかない。

 

チョットでも傷があれば残価は低くなり買取価格は高くなる。返済期間中の解約は基本出来ず解約料はかなり高額。車の所有権はディーラーにあるので途中で売却することもできない。車検や修理はディーラー依頼にしなければならず高額になりがち。

 

残価設定ローン金利1.9%の時は値引き調整しているので結局同じ。金融機関のカーローン金利は0.9%~3%でディーラーより安い。所有権は購入者にあるので、いつでも売却できる。審査は面倒だが結論から言えば、カーローンの方がお得だと思う。

 

ちなみに、残価設定ローンなら毎月の返済額はカーローンよりかなり安い。ついつい高級車を購入しがちだが維持費がバカ高い。タイヤ交換だけで20万円を超えるし、部品交換も高額。高級車の燃費は悪いのでガソリン代もバカにならない。

 

高級車は下落幅も大きく、毎年120万円下落するとすれば毎月10万円を失くしているのと同じこと。これにガソリン代が毎月2万円、車検修理代が毎月割で2万円だとすれば毎月車だけで14万円も必要になるが、購入時はそんな計算はしていない。

 

チョットでも見栄をはりたい気持ちもあり、返済額が少ないならと背伸びして高級車を購入すると維持費が高額で悲鳴をあげることになる。見栄をはらず、収入の範囲内で余裕を持って予算を決めて車の購入を決める方がよい。

 

 

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