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電車から車へ

 

昭和の時代、人々の移動は電車が中心で車は未だ高価な乗り物だった。街に市場ができて、人々が市場に来るようになると、スーパーは駅前に大規模店を展開するようになる。電車に乗って多くの人がスーパー目指して行くようになる。何しろ、定価より安く物が買えることに魅力を感じ殺到した。

 

移動手段が電車から車になると、郊外に大規模店がでるようになり、スーパーは総合スーパーとして食料品、衣料、雑貨、家具、家電なども扱うようになった。駐車場を完備した大型店はやはり安くて便利なうえに重い荷物を店内の車に運べば家まで運べる便利さが魅力だった。

 

食料品の業務スーパー、衣料のユニクロ、雑貨のニトリ、家電のヤマダ電機などの専門店が出現して、人々は専業店のデザインとセンスのよさや安さに魅力を感じて、そちらでお買い物をするようになる。総合スーパーの商品に安さやデザインセンスの魅力を感じなくなった消費者は離れていく。

 

大規模小売店になると、バイヤー(仕入れ担当者)のごり押し、強烈な協賛価格の設定、返品の頻発などでメーカーは押し切られる状態。傲慢な態度は嫌われ、返品処理に困ったメーカー商品を仕入れて売る業態がでてくる。彼らは、総合スーパーより低価格で同じ商品を販売するため消費者の支持を集めていく。

 

駅前の大型店や魅力を失ったロードサイドの総合スーパーの大型店はガラガラになり閉店していく。代わりに、いろいろな専業店を誘致した巨大モールができるようになり、人々はそちらに行くようになる。映画やレストランも併設している施設では、個性ある専業店が集客力を発揮している。

 

最近は、ネットでの販売も積極的で、サイズ切れや色切れなどは店員がネット検索して教えてくださるようになった。会計もアプリでポイントをためるようになり、会計はスマホ決済がほとんどになった。時代に遅れぎみの百貨店や商店街の店舗は衰退するばかりとなっている。

 

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