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最高の思い出より素敵なものはない

 

Appleの創業者スティーブ・ジョブズは、富と名誉と権力すら手にしたが、病気で亡くなる前に、そんなものは何の意味もなかったと語っている。死を前にして思うのは、それまでの思い出で、良い思い出ほど人生で良かったものはないと語っている。

 

僕たちは、富や名誉や権力を手にしようと必死になって努力するが、手にしてしまえばそれが幸せではないことに気付くらしい。お金持ちになりたい、有名人になりたい、権力を手に入れたいなどというものは欲望に過ぎないのかもしれない。

 

確かに、僕たちが幸せだったと思えるのは、富や名誉や権力すらなかった学生時代に、友達となんてことない日常を笑って過ごした日々なのだから。73歳になった今でも、あの頃の思い出は楽しかったし幸せだった。だから、年老いても会いたくなるのだろう。

 

企業経営者になると、どうしても利益優先で業績ばかり観てしまうが、それだと社員は自由闊達に動けなくなる。節約、倹約、スピードばかり追求すると、社員は仕事への情熱を失くしていく。僕は業績より、彼らと過ごす日々により価値を見出している。

 

業績が良ければ社員に昇給として還元し、業績が悪ければ社長のせいだと陳謝して、それでも昇給している。借金してでも社員は大切にしていきたい。僕という経営者が死ぬときに、社員と過ごした日々こそが最高の思い出だったとしたいからだ。

 

富や名声や権力よりも、思い出重視の生き方を僕は選んでいる。

 

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