生きているからこそ味わえる世界
死んでしまえば何の意識もなく寝ているような状態。苦もなく楽もない。空腹を感じることもなく誰に会うこともなく、ただ自分という意識があるだけ。まるで、暗い牢獄にひとりいるような状態。寒さも感じなく、自分の身体の感覚もない世界なのかもしれません。
死の世界に3日もいれば、退屈で我慢できなくなるでしょう。こんなに静かで誰もいなく、ただジッとしているだけ。まるで、永遠に続く牢獄のような状態に思えるかもしれません。辛い目にあったことも懐かしく、もう一度あの世界に戻りたいと思うかもしれません。
しかし、生きていれば苦労は多く楽は少なく何で自分だけがこんなに苦労しなければならないのかと嘆くことができます。他人からバカにされ卑下され、なにくそと思って頑張ることもできます。成功してざまあみろと見返すこともできます。
生きているからこそ味わえる世界は、良いことばかりではなく苦しみをたっぷり味わえる世界です。それを楽しむことができれば、生きていることが面白くなります。死んでしまえば、そんな経験、どんなに望んでもできるものではないからです。
僕は、そんな苦労ばかりの世界ですが、それでも生きていたいと思う方です。何しろ、いつかは死んでしまうのですから、それまではしっかり生きていることを楽しもうと思います。どんなに辛くても苦しくても、生きているからこそ味わえるのですから。


