愛する人にお金をみつぐのは破局のもと
愛する人がお金に困っていると、相談されるとついつい少しならと、お金を工面してあげる。しかし、返済の目途がないままに貸してあげると、返済できないので貸した方は、いつ返済してくれるのかと思いがつのって来る。
しかし、借りた方は愛しているからイイではないかと平然としている。その態度に業を煮やして愛情が覚めて、お金を貸したことを後悔するようになり、返済を執拗に迫るようになる。そうなると泥仕合で、返す気がない相手は怒りだし、「愛していないのか!」
「返済できるなら、とっくに返済している!」と怒鳴る始末。こうして二人の関係は氷のように冷たくなり破局する。結局、貸したお金は戻ることなく手切れ金として処理するしかない。最初から、お金なんか貸さなければよかったと思うようになる。
会社を興すからお金を貸して…良い投資になるからお金を貸して…新しい事業を創めるからお金を貸して…返済に困っているからお金を貸して…こうした相談にのるときは返ってこないと最初からあきらめるか、しっかり断ることだ。