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別れたいと言えば、どっちが甘えているのかわかる

別れたいと言って別れてくれない人は、相手に依存しているからで、別れたいと言っている人は、相手の依存に我慢しきれないから。熟年になり、ご主人が定年退職された途端に、妻の方から離婚したいと言われて、ご主人が別れたくないと狼狽しているのは良くある話。

いままで、いっしょに暮らしたのは、給与を毎月家に運んでくれたから・・・だから、黙って偉そうにしているのを許してきたのに、毎月の収入もなく、家で一日中偉そうにされてはたまらない。無収入で言いたい放題で優しくできないご主人といっしょにいられない。

女性は60歳になっても働くことに平気で、近くのスーパーでレジのパートをしていても、いっこうに平気だが、一流企業に勤めていた男性は、これまで偉そうにしてきただけに、若い上司に指示を受けるパート労働を嫌う。変化に対応できない弱さが男性にはある。

別れ話がもつれて暴力を振るったり、ストーカー行為におよぶほとんどは男性で、それほど、男性は女性なくしては生活できないのかもしれない。「別れたい」と言ってみれば、その反応で、どちらが甘えているのかがよくわかるのは、会社でも同じこと。

「僕、退職したい」と言えば、「君がいないと困るんだよ」とか「君を頼りにしているんだ」と言って引き止めるのは頼りにしている(甘えていられる)から。何の引き止めもなければ、辞めたいと言っている方が甘えているのかもしれないのは夫婦と同じこと。

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