毎年の健康診断の結果が病院から送られてきました。今年は、いたって健康で再診断のお誘いもなく肥満でもなく検査結果で悪いところもなく健康ですということでした。59歳の時には最悪の診断結果でしたので、やはり健康体でいるにはかなりの努力が必要だと思います。

 

59歳から食事と運動療法を始めました。それまで肉食中心でごはんは何杯でも食べるし、お菓子は大好きでどっさり食べますし、アイスクリームは大好物で3個ぐらい一度に食べていました。腰痛、高血圧、痛風、糖尿病の手前など危険信号は目白押し、毎年腹痛で入院していました。

 

野菜とお魚をメインにしてごはんや菓子パンをできるだけ抑えました。ただ、それを継続するには自分で調理する必要がありました。地元の産直市場に頻繁にお買い物に行くようになり、毎日購入した食材で調理して、食べるようにして1日100g程度の減量が自然と始まり1年ほどで理想体重になりました。

 

それまでウインドサーフィンをしていましたが毎日ではないので、犬の散歩道を長くして1日1時間以上歩行するようにしました。寝る前や起きてからストレッチ運動や腹筋、腕立てなどもするようにし、基礎代謝が増えるようにしました。6年間やっていますが、基礎代謝は標準以上です。

 

66歳になると多くの同僚が何かしらの病気で苦しんでいます。薬に頼ってこれまでの生活習慣を変えようとしない強者もいます。仲間と集まり暴飲暴食が大好きで豪快そのものです。健康を維持することや健康になるには、日ごろの健康的な生活習慣を継続することで、それはすぐには表れませんが、とても大切なことです。

 

食べることや我慢が嫌いな僕ですから、健康を維持するための日々の積み重ねは地味で我慢を必要とし自慢できるものではありません。空腹や誘惑に我慢しきれず少しでも気を抜くと身体は正直にそれを反映してくれます。ダイエットしてリバウンドせずに体重を維持することは気が遠くなるほど孤独な世界です。