悲観の中に夢があり、絶望の中に希望がある
僕がいつも大切にしている言葉です。僕は、何度も打ちのめされてきましたが、そのたびに這い上がってきました。いろいろな出来事があり、悲観に暮れたこともありますし、絶望の中にどっぷりつかっていたこともあります。
65歳になりましたが、今思えば、悲観と絶望は次のステップを踏みだす力を蓄えるところかもしれないと思います。必死になって這い上がろうとする意欲は、悲観と絶望の中から出てきました。
親や友人知人を頼らず、自分で何とかしようともがいてきましたので、もがき方が全力です。あのとき、親や友人知人に頼っていたら、今の自分は相変わらず親や友人知人に頼る癖が付き、今のようにはなっていませんでした。
その生き方は生死の境をさまようような生き方で、チョッと隙を見せると死と隣り合わせでした。怖くて夜眠れないことも多々ありましたが、それが自分を強くしていったのも事実です。