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天下布武の時代

 

国連憲章は、武力行使について次の二つしか認めていません。

① 国連安全保障理事会の明確な許可(憲章第42条)

② 武力攻撃を受けた場合の自衛権(憲章第51条)

このどちらにも当てはまらない武力行使、憲章2条4項が禁止する武力による威嚇または行使は、違法な侵略行為とされます。

 

世界は、国際法よりも自国の利益優先で武力に訴える時代に入ったと言えます。これにより、世界各国は自国防衛力を高める必要があると判断して軍備増強にのりだしました。何しろ、いつ、武力による威嚇が起こるかわからない時代に入ったからです。戦国時代の織田信長につくのか?と迫られているような状況です。

 

いつの世も戦争は技術力が勝利に貢献するので、AI搭載型兵器の開発が急ピッチで進められています。ネットワークに接続することなく、自分で考え判断して攻撃できる兵器です。それがなければ兵士が前線でこうした兵器に向かわなければならないので多くの戦死者が出ます。これからの戦争は、兵士対兵士からAI対兵士または、AI対AIです。

 

平和憲法があり順守しているから攻められることがないという考えは我が国の勝手な思い込みで、他国はそう思っていません。しかも、アメリカが守ってくれるだろうと思っていたら、自国防衛は自国でまかなえとアメリカから言われるような時代です。アメリカ兵からすれば、他国の為に死ぬのはごめんだと思っているからです。

 

2025年イラン・ロシア包括的戦略パートナーシップ条約、2021年イラン・中国 25年包括協力協定、2026年イラン・中国・ロシア 三国包括戦略協定を結んでいますが、ロシアも中国もイランに助け舟を出していません。日本もソ連と日ソ不可侵条約を結んだが反故にされたことがあり、条約は守られると思い込むのは危険です。

 

国際法によって自国が違法に攻められたとき守ってくれないという事態に世界は直面しています。しかも、攻撃は兵士ではなくAIミサイルやAIドローン、上陸作戦はAIロボットが最前線に立つ時代です。映画やドラマで見た戦場とはまったく違う世界になりました。

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