AIの進化系AGIとは?
現状のAIは、特定の能力に特化して開発されており診察専用のAI、自動運転専用のAI、画像認識専用のAIといった具合です。データを制限した範囲で仕事をこなしています。AGIは、多方面の作業をひとつのAIでこなせるようになります。
他分野に対応できるAGIは、みずから試行錯誤して学習できるので今日できなくても、翌日はできていたという具合です。柔軟性に富み人のように新しい状況にも対応できます。AGIの活用によって、自動運転は飛躍的に向上します。
現状のAI搭載の自動運転では、歩行者が横断歩道を渡ろうとしているのかどうかも判断できませんがAGIならできます。工事で道路が変わる、大雪で標識が見えない、祭りで人が道路に出てきている状況でも災害時でもAGIは対応してくれます。
医療の分野では、診断結果の精度が格段とよくなります。つまり、誤診が激減します。AGIは、個々の患者のオーダーメイド治療方法を提示し、最適な治療プランを実行してくれます。また、検査から診断までかなり時間がかかっていたものを数秒で完了してくれます。
AGIは、社会インフラの基盤になり、社会全般を安全・安心・便利にしてくれます。もうすぐ、物流も倉庫の自動化と自動運転トラックによって無人配送システムが稼働しそうです。行政などの窓口もロボットやオンラインになります。


