他人からあれこれ指摘され指導されるのは気分のよいものではない。しかし、人間バカになって指摘されたことや指導されたことに素直になってみることも大切。落ち込んだり、怒りを感じたりするのは自我があるからで悪いことではないが成長は見込めない。

 

みずからバカになってわからないことや指摘されたことをよく聞き、修正すべきところがないかよく考えてみること。腹が立っても笑顔で返し、涙がでそうになっても笑って返す。「おまえはバカじゃない？」と言われても笑って返して我慢すればよい。

 

その悔しさや悲しみを耐えた分だけ成長していることを実感するのは数年後の事。感情を爆発させて怒りや悲しみに身を任せれば、そこで自分の成長は止まってしまう。バカになりきれば、笑顔で何度でも聞き直すことができる。

 

他人をバカにしている人、マウントしてくる人、学歴を自慢する人、すぐに叱っている人などは他人から嫌われるので、今の地位や名誉をなくせば孤独で背伸びしている分、家族すら寄り付かない。寂しく余生を過ごす人になる。