年金の約15%は税金や保険で引かれる
定年退職すれば年金だけで暮らせる時代が終わり、今では年金プラス仕事をしてやっと暮らせる時代です。また、年金受給額はすべて税負担なしに使えると思っている人もいますが、実際は15%程度の負担額になり手取り額は85%程度です。
例えば、毎月の年金受給額が20万円の場合は約17万円が使える額で、3万円は社会保険や所得税や住民税などで納付しなければなりません。それを知らずに税金や保険の納付書を見てびっくりされる方もいます。
定年後はゆっくり休んでのんびり過ごせたのは昔の話。今では、定年後は第2の就職先を探すか起業するのかを考える時代です。40代の頃からそうした備えを怠らずにしっかり考えて資格取得や免許申請など行えるように勉強しておいてください。
僕は70歳ですがバリバリ働いているので、厚生年金はまったく貰えていません。でも、働いていることで社会に貢献できているという実感は生きがいになり、健康で過ごせていると思います。隠居してのんびり暮らすのは僕の性分にはあっていません。