内憂外患
内にも外にも憂慮すべき問題が多いことで、国内と海外、社内と社外、家庭内と家庭外・・・手詰まり状態になり、どうしようもないと思える時は、一番厄介なことから挑戦してみることで、ガツンとやられることもあれば、ガツンとやることもある。そのガツンがなければ解決していかない。
黙って我慢しているだけでは、相手が付け上がり益々状況が悪化することもある。若い頃は、黙って我慢していたが、実力もつき実力行使もできるようになると、何を我慢しているのかを相手にガツンと言って反応を観るようにしている。反省してくだされば状況は良くなるし、反感すれば相手と付き合わないようにする。
辛い時は、いちばん辛いことに真正面から向き合い、真正面から勝負ができる実力を蓄えること。知識なのか?収入なのか?技術なのか?自分磨きなのか?資格なのか?評価なのか?・・・相手と対等に戦える手段を身につけること。黙って我慢しているときこそ、戦う実力を蓄えるチャンス。
悔しさをバネにしてトレーニングしたり、学問に打ち込んだりして成長したという話はよく聞く。2014年ソチオリンピック・ラージヒル銀メダリストでレジェンドと云われた葛西選手もまた、長野オリンピックに出場できなかった悔しさをバネにしてトレーニングに励んだと言っている。