リカレント教育
リカレント教育とは、生涯にわたって教育と就労のサイクルを繰り返す教育制度のことで、学校を卒業してから70歳まで働くとなると50年ほども働き続けなければなりません。この間に、仕事のスキルやツールはドンドン変化します。
こうした変化についていくには社会人として働いている間に何度も勉強し直す必要が出てきます。この50年でも、計算のためのそろばんや紙に書いていた時代から電卓とワープロになり、それがパソコンになり、今ではスマートフォンです。
学校を卒業しただけの知識やスキルだけでは仕事ができなくなる時代になってきました。欧米ではリカレント教育は盛んですが、日本ではかなり遅れています。欧米視察からパソコン教室を立ち上げねばと思ったのもそこにあります。
日本では、これまで指示されたことだけをこなす労働者が求められていましたが、欧米のように自分で考えてビジネスモデルを考案・実行できる労働者が求められる時代になってきました。ひとりひとりが個人経営者としてやっていける知識とスキルが必要です。