補助金や給付金、特別融資で何とか倒産を免れている企業やお店は多くある。ただ、返済の目途は立っていない。従業員への給与も支払えないので解雇している状態で何とか維持している。コロナ禍が収束すれば業績不振から本当に逃れることができるのか不安に思っている経営者は多い。

 

借入金の返済が始まれば倒産するしかないので、今のうちに会社やお店を売ろうと思う方もいる。観光、飲食、宿泊、交通、販売などITと製造業以外は大打撃。今年は昇給どころかボーナスも出ない。大量リストラに踏み切った大企業もある。コロナ禍が日本企業の弱点を露わにした。

 

これまでも業績が徐々に下がっていた企業は、ここにきて一気に下がり倒産する企業も出てきた。苦しい経営をしているが先の望みがない企業をゾンビ企業だと云われるが、そうした評価をされた企業経営者は必死になって働いている。ただ、儲かるビジネスモデルを見いだせないで苦しんでいる。

 

儲けるビジネスモデルの構築は、商品やサービスが他の商品やサービスと比べて飛びぬけていること、お客様がその価格なら購入したいと強く思ってくださること、ITを駆使して広告・宣伝・販売・管理が効率よくできること。もう一度、自分のビジネスモデルを見直して大胆で果敢に挑戦してほしい。