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バカ呼ばわりする人を指導者と言える?

 

いつもの散歩道には野球のグラウンドがあり、子供たちが一生懸命に練習している。野球のコーチや監督が、「馬鹿野郎!」「どこ見てんだよ!」「あほか!お前は」などと言っている。日本の体育会系の練習風景はどこも同じような感じがするが、こんなハラスメントが許されている。

 

選手を鍛えるために選手をバカ呼ばわりする人を指導者と仰ぐのはおかしい。僕もかつて少年野球で監督からこうして鍛えられたがとても嫌だった。鍛えられた仲間は、仕事でも監督の指導を真似してしまう。職場の部下に、「馬鹿野郎!」「どこ見てんだよ!」「あほか!お前は」などと言っている。

 

煙草をくわえながらノックをして罵声を浴びせる監督やコーチ、朝まで呑んだと暴飲暴食を自慢する監督やコーチ、平気で子供たちに暴力をふるう監督やコーチを敬うことができるのだろうか?こうした経験をして社会人になり上司になっていく。やっていることはかつての監督やコーチと同じ。

 

しかし、こうした行為はハラスメントでやってはならないこと。子供の頃にこうした練習をして肩を壊したり腰を壊したりして、野球ができなくなった人は多くいる。やってみせ、やらせてみせて、できなくても褒めてあげ、うまくいくまで頑張ってやろうと励ますぐらいの人を指導者(上司)と言いたい。

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