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生きていると悔いのあることばかり

 

悔いのない人生を歩みなさいと云われるが、実際、悔いばかりの人生を歩み後悔ばかりしている。あのときあんなことをしなければ、あの人に騙されなければ、もっと~していれば、ちょっと注意していれば…そんなことばかり繰り返している。部屋に閉じこもっていても後悔することに出会う。

 

あまりにも悔いのあることが多いので僕は悔いのあることをしてもクヨクヨするのを止めた。それよりさっさと気持ちを切り替えて次のことをやろうと思うようになった。あのときあんなことをしたのは、そうすれば奈落の底に突き落とされるとわかるようになるから。

 

あの人に騙されたのは、人を見る目を養うため。もっと~していればは、さっさと~しなさいとわからせるため。ちょっと注意しなかったのは、ちょっとした注意が大切だとわかるため。気持ちを切り替えなければクヨクヨしたり落ち込んだり、人を恨んだりして何も手につかないから。

 

多くの人もまた、生きている限り悔いのあることをしでかすもの。後悔のない人生はスパイスのない料理のようで味気ない。うどんでも一味を入れれば美味しくなるように、人生も悔いのあることがあるから深みがあり生きていることを実感し、面白い人生だと後から笑えるのだろう。

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