体重の維持は至難の業
健康診断では20代の頃の体重から2kg以上太りましたかという問診があります。基礎代謝が落ちてきて年老いていくと太りがちになりやすく、肥満になると万病のもとになるからです。ただ、太った身体を元に戻すのは至難の業でなかなかできるものではありません。医師からは薬による対処療法を勧められます。
日本肥満学会では、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)=BMI で計算して、BMIの理想値を22としています。僕は食事療法でBMI=22で、ちょうど理想値を維持しています。チョッと油断して食べるとすぐに体重は増えますが減量は空腹との我慢比べでなかなか辛いです。
体重を増やすときは美味しいものをたらふく食べるので楽しく嬉しく元気になりますが、体重を減らすのは大変で、増やすときの真逆の感情に耐えなければなりません。お菓子や清涼飲料水、新米のごはんやおいしく調理された麺類など、現代は美味しい食材が満載ですしいつでも買って食べることができます。
理想体重を維持するために毎日、朝晩体重を量ってスマホに記録してグラフにして日々調整しているので精密機械のようです。標準体重=身長(m)×身長(m)×22 で求めることができます。例えば、身長165㎝の場合、1.65×1.65×22=59.9㎏となり、僕の体重と同じです。
懇親会や忘年会や新年会など外食の機会が増えてくるとどうしても太ってしまいます。これをもとの体重に戻すのが大変で、どんなに運動しても体重は落ちず、減食して体重を落としていくしか方法がありません。減食すれば脳は食べようと必死ですからかなり意志が強くなければ減量できません。