美味しさに国境はない
僕は調理するのが大好きで、「美味しいです!」と言っていただけるととても嬉しくなる。僕の手料理は家庭料理で高級食材などはなく、旬の食材を産直市場で安く買ってきて健康を維持するため、料理酒、みりん、お酢、醤油、さとうきびの砂糖、天然塩、など基本的な調味料だけで調理する。
食べ物は命をつなぐ大切な役目を持っているが、食べ過ぎると健康を害する。美味しさも化学調味料、人工甘味料、増粘剤や着色剤、酸化防止剤など添加物がたっぷり入っているものを使っていると健康によくない。できるだけ自然なものだけで調理して少し物足りない程度に食べているのが健康には良い。
若い頃は世界中を一人旅して友達になった人の家やキッチン付きのコンドミニアムなどで調理して振舞っていた。どの国の人も美味しさには笑顔になり感謝された。かつて戦争した敵国の人も喜んで食べてくださった。おそらく紛争当事国同士の人たちも美味しい食事には笑顔で脱帽するだろう。