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 逃げるが勝ち

僕が幼いころから僕の父親は暴力的で、いつもカッとなってはげんこつでぶたれていた。ジッとしているとぶっ倒れてしまうので家から逃げ出すようにしていた。戦って勝ち目があると感じたのは高校2年生の時で、それまでは一目散に家から飛び出していた。

 

我慢にも限度がある。あまりにも我慢しすぎると心を病んでしまうか病院送りにされてしまう。大人になっても勝ち目のない喧嘩はしないようにしている。たとえ勝ち目があっても喧嘩は避けるようにしている。できればその場を離れるようにしている。

 

卑怯者と言われようが臆病者と言われようが勝ち目のない喧嘩は逃げるが勝ち。仕事をしていても理不尽なことを要求されることもあるが、我慢ばかりしていると体調を崩してしまう。仕事を離れて仕事をしないようにしなければ、元には戻らない。

 

真正面からぶつかって生きることができないこともある。そんな時は逃げるにかぎる。ジッとしているとやられてしまう。我慢しているとこちらが殺されてしまう。ただ、ひたすら逃げて生き延びることも大切。

 

百獣の王ライオンだって自分より強い相手とは戦わないで逃げている。逃げるのは恥ではなく生き延びる手段。負ける戦いをし続けるのは人間ぐらいで、それに誇りを感じている人もいるが身体を壊しては元も子もない。

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