身の丈を知る
還暦を過ぎると体力気力共に落ちてくるが、健康のためにと体力増進にウオーキングなどを始める方が多い。なかには、ジョギングや筋肉トレーニングを始める方もいるが、最初から飛ばし過ぎるとかえって身体を壊しかねない。自分の年齢も考えずに無茶をすることは健康に良くないことから、年寄りの冷や水と云われるように自分の年齢を考えて体力維持に努めるべきなのだろう。
若い頃の体力自慢の方ほど、若い頃のイメージがあるので、これぐらいは大丈夫と頑張ってしまう。気力はあるけれど体力が追い付いてこないので身体を痛めてしまう。老化は避けられないので、うまく老化と付き合うことが大切。僕も昔は台風になると喜んでウインドサーフィンしていたが、今は無茶なことはしないで、ビーチでのんびりサーフィンを楽しんでいる。
若い頃は、何でも気力と体力で押し切れると思っていたが、65歳になるとそうことは簡単ではないと思うようになった。無茶をすればどこかにひずみが生じることを自分の身体で知るようになった。人は誰でも良い方に考えがちで、次は良くなると思いがちだが、この辺で終えることも大切だと引き際を見極めることもできるようになった。