病気になってから健康のありがたさを知る
僕の父親は、癌になってから肉ばかり食べていたからだと反省して、野菜や果物を食べるようにしていた。ご高齢者で糖尿病の方も、病気になってから砂糖をやめて蜂蜜に換えたという方もいる。病気になってから食生活を改めても、治療するのは容易ではない。
病気になる前から食事には気を付けた方が良いのだが、なかなかできない。健康な時は、好きなモノを好きなだけ、好きな時間に食べ続けて病気になる方が多い。僕の友達で、お酒が好きで大量に飲んだり、深夜まで飲んだりしていることを自慢している人がいたが癌で死んでしまった。
豪快な人ほど、暴飲暴食しがちで偏食気味。中年になってから身体を壊して医師通いしているサラリーマンも多い。おにぎり1個にから揚げだけの昼食、夜はコンビニ弁当にカップラーメンだけなど、食事をケチって栄養不良になりいつもフラフラとめまいがしている若者もいる。
病気になり治療費を出すようになり満足に仕事もできなくなり苦しむぐらいなら、その出費分で健康的なバランスのとれた食事を心がけていた方が良かったと思うだろう。事前に対策を練り、行動することは仕事の基本。病気になる前に、病気にならないように食事に気を使うことは、日常生活の基本。