「わかるとできる」のインストラクターには、生徒からインストラクターになっていただいている方が多い。中には、生徒→インストラクター→教室オーナーになっていただいている方もいる。こうした流れは、僕にはとても嬉しいことで、大いに歓迎している。正社員になりたいと言ってくださる方もいれば、パート採用を希望される方もいる。

 

子育てをしている女性は、どうしても学校の送り迎えが必要となるし、シニアの方は体力的に正社員での労働がきつく、パート勤務にしてほしいという方もいる。もちろん、扶養控除の範囲内で働きたいという主婦の方もいれば、年金受給の条件内での収入で働きたいという方もいる。

 

生徒の方がインストラクターになると、映像授業の講師が大好きで、受講している生徒指導にも力が入る。教室も大好きで、これまで自分を教えてくれたインストラクターの先生方も大好きでヤル気は充分。仕事の手順も少しは理解しているので、採用した方もやりやすい。

 

ただ、生徒として通っていた時は、自分が質問して指導していただいたのが、立場が逆転して、今度は自分が指導する方になると、途端に何を言っていいのやら戸惑うことになる。しばらくは落ち込んでしまうが、半年我慢すれば慣れてくる。主婦の方やシニアの方がインストラクターになってくだされば教室は引き締まる。