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失くした時、その価値がわかる

 

お金持ちが浪費してお金を失くした時にお金の価値を知る。会社に勤めている時は、会社の悪口ばかり言っていたのに、いざ退職や転職すると途端に以前の会社に戻りたくなる。大切にしていたカバンを失くした時、もっとあのカバンを大切にしていればと後悔する。

 

人の価値もその人がなくなったときにわかる。いっしょにいるときは、その人の価値がわからず粗末に扱ってきた。別れるようになって初めて、しみじみその人の価値がわかる。いっしょにいるとき、もっと大切にしていたら、もっと優しく接していたら…。

 

反省ばかりしていても失くした人は帰ってこない。その価値の大きさに感謝して、ひとり生きていくしかない。あの人がいなくなれば、自分はどうするだろうと思いをめぐらせて大切に付き合うことが大事。いっしょにいる時間は限られている。

 

自分の為に何かをやってくださっている人を粗末に扱ってはならない。愚痴っても八つ当たりしても何も言わずに黙々と自分の世話をしてくださる人を大切にできない人は、その人がいなくなってから戻って来てほしいと願うが、そのときはもう遅い。

 

自分を愛してくださる人を粗末に扱ってはならない。愛しているからと何でも甘えては欲しいものを手にして感謝することもない。愛しているからとやって欲しいことばかり言っていれば、いつかその人はいなくなる。

 

いなくなってから、どんなに反省しても、どんなにあやまっても、どんなに感謝しても、もう戻ってはこない。いっしょにいる時こそ、感謝して大切にして相手の為になることをやっていれば、そうならなかっただろう。

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