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厳しく言えば動くのではない

 

管理職の最大の弱点は厳しく指導すれば従業員は育つと思っていることにある。「おまえ、バッカじゃない?」「エッ、そんなこともできないの?」「それってさ、やったらだめなことじゃん」「俺がそんなこと言ったか?」バカ呼ばわりしたり蔑んでみたり否定してみたり…

 

こうした感情的な言葉を発していると部下はヤル気を失くすばかりでなく心を病んでしまう。退職すれば会社には大きな損失になるが、仕事の指導と感情が交錯して人間的な優しさやいたわりを失くしていることに気が付かない。業績も大きく落とすことになるが自分が原因だとは気が付かない。

 

部下の指導もできない管理職は多い。指導は上司である自分を信頼してもらい慕われるように自分が行動し、部下の人間性を育てることから始めなければならない。そのためには自分の指導が至らないからだと常に反省し感情を抑えて笑顔で丁寧に教えていかねば部下は就いてこない。

 

あいつは仕事ができないと嘆いているのは、自分に包容力や寛容力がないからだと反省するべきで、もっと丁寧に時間をかけて対話を重視して優しくわかるまでしっかりと反復して教えていかねばならない。忙しくしているとついつい部下にきつく当たるようになるがそれは人としてやってはいけないこと。

 

 

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