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専業主婦になりたい!  

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1980年ごろの日本では、寿退社は当たり前、女性は結婚すれば退職して専業主婦になっていた。ご主人の収入で充分生活ができたからだが、2017年ではこれがまったく逆転して、夫婦共働きになっている。ご主人一人の収入では、夫婦の生活費が出なくなっている。

 

結婚すれば家庭にいて、子育てや家事に専念したいと思っている若い女性の方は日本では多いが、先進諸国でも女性の社会進出は目覚ましく、日本はまだ遅れている。戦争中に男性の代りに女性の多くが働き、働くことへの抵抗感が薄れたことも大きな理由。

 

戦争前には、借家暮らしで家電製品のない生活、車もない質素な生活だったが、戦後、世の中が便利になり豊かな生活が送れるようになると、収入も増えなければ維持できない。ご主人が残業するだけでは足りなくて、妻も正社員としてしっかり働くようになった。

 

男性の収入によって質素な生活を余儀なくされることへの我慢から、自分が働き、より豊かな生活を手に入れる方がよいと女性が考えるようになった。離婚数の増加も女性が男性に頼って生きていくにはリスクが大きいことを示している。

 

女性も男性と同じように、自立しなければ生活ができない時代になっている。より高収入を得るために、高度な知識やスキルを身につけるよう努力している人には男女の区別なく高収入が入ってくる時代になった。胸を張って堂々と歩いているキャリアウーマンを見かけることが多くなった。

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